意味が分かると怖い話 彼女の殺意

意味が分かると怖い話 彼女の殺意

俺は今、彼女と同棲してる。

彼女は、物理学を専攻している大学院生なんだけど、優しくて、とっても健気。

俺が酔っ払ったときに、どんなに暴力を振るっても、彼女の大事な物を叩き壊しても文句を言うことはないんだ。

我慢強くて、よくできた娘だ思う。

我慢強いだけじゃなくて、彼女は俺をとても愛してくれているんだ。

気が付いていると思うけど、俺は短気な性格。

すぐイライラしちゃうんだ。

だから、彼女はつい最近、俺にライターのプレゼントをしてくれた。

「イライラしたときは、煙草で一服して落ち着いてね。」

と言って。

なあ?とても優しい娘だろ?

さっきも、彼女はさ、俺の大好物であるホットケーキを焼いてくれると言って、大量の小麦粉を買って来てくれたんだ。

おいおい、さすがにそんなに食えねえよ、って思うくらい、量の小麦粉。

しかもさ、買い過ぎたらしく、彼女の腕力じゃ持ちきれなかったんだろうね。

小麦粉を、床にばらまいちゃってるよ。

袋が破けて、部屋中に粉が飛び散ってて、部屋全体が煙たいくらい。

彼女はさ、慌てて「ごめん、雑巾買ってくるね。」と言って出かけて行っちゃった。

こういう、ドジなところも、これまた可愛いんだよなー。

それにしても、少し遅くないか?

雑巾一枚買うのに、どれだけ時間使ってるんだよ。

待たされると、イライラしてくるな。

おっと、こういうイラついたときのためのライターだよな。

一服して落ち着こう。

解説
物理学専攻の彼女。
小麦粉で、粉じん爆弾狙ってるんだろうな。
上手くいけば、彼氏は木っ端微塵。
こわっ。

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