意味がわかると怖い話 スプラッターホラー

意味がわかると怖い話 スプラッターホラー

「ただいまーー!」

私は、ランドセルを背負ったまま家の客間に顔を出す。

すると、客間には、一人の男の人が椅子に腰掛けているのが見えた。

男の人は、見たところ二十代前半くらいだろうか。

目の前に置かれた机を静かに見つめたまま、無言で椅子に座っている。

「お母さん、お客さん来てるの?ということは、今日は!」

「そうよ、今日はお客様がいらしているのだから、ご馳走の日よ。」

エプロン姿のお母さんは、晩ご飯の準備をしながら、答えてくれた。

私は、嬉しくて飛び上がった。

喜びで万歳を繰り返し、ピョンピョンとジャンプ。

「やったー!嬉しいなー。ご馳走は何にするの?」

「そうね、今日はお刺身にしようかしら。ほら、晩ご飯の用意するからその前に宿題やっちゃいなさい。」

「はーい、分かったー!」

元気よく笑顔で返事をする。

お母さんも、満面の笑みで答えてくれた。

私は、自分の部屋にスキップで向った。

解説
海外のホラー映画にあるかもしれないようなシチュエーション。
この家庭では、お客さんを食べてしまうらしい。
だから、お客さんがご馳走になってしまうという話のようだ。
つまり、食人鬼家族というオチらしい。
お刺身は、急な思い付きで作ることができないというところが、オチのヒントになっているということみたい。