短めの不思議な話 未来と現在の無限ループ

短めの不思議な話 未来と現在の無限ループ

とある家族の話。

その家族は、その日登山を楽しんでいた。

家族の中には少年がおり、彼はとても好奇心旺盛。

登山の途中、家族と離れて好き勝手に山道を歩いていた。

だが、慣れない山道で迷ってしったのだった。

辺りはだんだんと暗くなる。

焦りは募り、無駄に歩いたせいか足元の穴に落ちてしまった。

穴は深く、自分1人の力では這い上がれそうにない。

こんな山の中に人はおらずに、助けも呼べない。

少年は、自分の死を覚悟した。

それから、どれくらい経過しただろうか?

穴の上で、誰かが歩いているような落ち葉を踏む音が聞こえた気がする。

彼は、大声をあげ助けを求めた。

穴の上からは、一人の大人の男が顔を見せた。

その男は、言葉は発せずに黙々と少年を穴から引き上げてくれた。

そして、親切にふもとまで送ってくれたのだった。

少年は、大人になっても、その男の姿形を忘れることはなかった。

時は流れ、彼が40歳になったときに、再び同じ山を登った。

山道をひたすらに歩いていると、目の前に大きな穴が空いているのを発見した。

なんだ、この穴は・・・?

彼がその穴をのぞき込むと・・・・・