意味がわかると怖い話 水仙の花

意味がわかると怖い話 水仙の花

今日は、こどもの日。

と言っても、うちは男の子がいないため、特にやることはなく普段通りの休日を家でのんびりと過ごしていた。

すると、庭から物音が聞こえた気がした。

庭に様子を見に行くと、そこには昔の知人の姿が。

うちの娘が幼稚園へあがる前、ママ友だった人がそこにいたのだ。

娘が幼稚園に通うことになったとき、別の幼稚園に行ったために縁は切れていたのだが。

その人は、庭に咲いているスイセンの花の葉をハサミで切っていた。

私の存在に気が付いたその人は、スイセンを抱えて慌てたように逃げてしまった。

その場には、ハサミが残っていた。

スイセン・・・5月という時期だから菖蒲湯に使うのかなと、それほど気にはしなかったが、ハサミを返そうと、その人の家に行ってみる。

家の前に車はあるから、家の中にいるとは思うのだが、チャイムを押しても出てこない。

携帯番号は当時と変わってしまったのか繋がらず、家の電話にかけても留守電になってしまう。ハサミは、郵便受けの中に入れて帰ることにした。

夜に夫が帰って来たので相談する。

そして、二人でまた一緒にその人の家に行くことにした。

でもやはり、その人は出てこなかった。

家の明かりはついてるというのに。

夫のアドバイスを受けて、事情を書いたメモを郵便受けに入れて帰ることにした。

その後、何の連絡もないが、何もないと信じたい。

解説
夫のアドバイスで、どんな事情をメモして伝えようとしたのだろうか?
おそらく、夫は次のことをメモしたかったのかもしれない。
水仙には毒があるのだ。
なので、もしも食べてしまうと死ぬ危険すらあるということを。

有毒植物で毒成分はリコリン (lycorine) とシュウ酸カルシウム (calcium oxalate) など。全草が有毒だが、鱗茎に特に毒成分が多い。スイセンの致死量は10gである。食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。中毒は初期に強い嘔吐があり摂取物の大半が吐き出されるため症状が重篤に到ることは稀であるが、鱗茎を浅葱(あさつき)と間違えて食べ死亡した例がある。

Wikipediaより
そして、もっと怖いことが考えられる。
もしも、この人が遺書を残さずにスイセンを食べて亡くなったとなると・・・
ハサミに「私」の指紋がばっちり残ってしまっているだろう。
インターホンにも指紋は残っているはずだ。
となると、もしも警察に殺人事件として捜査された場合、真っ先に疑われてしまうのは「私」なのではなかろうか?
そう考えると非常に怖い・・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする