意味がわかると怖い話 手話でデート

意味がわかると怖い話 手話でデート

大好きな女子を、デートに連れ出すことに成功した。

彼女のために、必死になって手話を覚えたから、そのことへのご褒美にデートしてくれるそうだが、彼女の笑顔をそばで見られる俺は幸せ者だ。

デートである公園へと向かった。


途中、横断歩道の向こう側に、白い杖をついてるおじいさんが困っているが目に入った。

俺は彼女の手前、良いところを見せようと、手話で「待ってて」と告げると、おじいさんの元へ手を貸しにいった。

おじいさんは申し訳なさそうな顔でお礼を言ってくれた。


別れ際に、「この辺りは変質者が出るそうだから、あの子を守っておあげ」と言うと、杖で地面を叩きながら去っていった。

おじいさんの言葉は彼女には聞こえてないが「必ず守ってみせるよ」と俺は心の中で返事をした。

さて、来週は彼女をどこに連れて行こうかな。

解説
白い杖で地面を叩きながら歩いていたおじいさんは、盲目なのだろう。
では、なぜ「俺」が彼女と一緒にいるとわかったのだろうか?
もしかすると、このおじいさんの盲目はフェイクであり、おじいさんの言っている「変質者」というのはおじいさん自身のことなのではないだろうか?
そう考えると・・・次に狙われるのは、もしかすると手話の彼女なのかもしれない。。。。