意味がわかると怖い話 日曜日の朝

意味がわかると怖い話 日曜日の朝

寒さで目が覚めた。暖房のタイマーが切れている。冷えるわけだ。

室内なのに、吐く息が白い。

時計に目をやると、朝7時だ。

目覚ましのセットは7時10分だが、今から二度寝したら、起きられる自信がない。

仕方がない、起きるかな。大きく伸びをすると、洗面所に向かい顔を洗った。

さっぱりして、頭がさえてきた気がする。

よし、さらに目を覚ますために、コーヒーを飲もう。

インスタントのコーヒーを飲みながら、ベランダに出て朝日を浴びた。たった10分でも、早起きすると気持ちいいな。

マンションの外の通りには、半袖半ズボンの服で麦わら帽子をかぶり虫取り網を片手に持った少年が、歩いているが見えた。朝早くから虫取りか、元気だね。

そのときに、今日が日曜日だと気が付いてしまった。なんだ、早起きする必要なんてなかったじゃないか。

コーヒー飲んで、眠気飛ばしちゃったから二度寝できないな。

俺って、すげードジ。ま、いっか。今日という休日を楽しもうじゃないか。

解説
これは、真冬の朝の話。
室内でも息が白くなるくらい寒い日だ。
そんな日に、半袖半ズボンで、ましてや虫取り網を持った子どもの姿があるのは、明らかにおかしい。

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