短編の怖い話・合わせ鏡に写る異界の者
鏡には、写してはならないものがあるという。
3つの条件がそろったときに、合わせ鏡を覗きこむと、異界の何かが写りこんでしまうという伝説が古くからある。
そして、これはとある人物の怖い話。
ある日のことだ。
ある時間に。。。。
ある場所で・・・・
この三つの条件がそろったときに、やってはいけないという合わせ鏡をしてみた。
合わせ鏡をすると、鏡はどこまでも続いて見える。
あれ?
何かおかしいような気がする。
その違和感はすぐにわかってしまった。
分かりたくないけれど、分かってしまったんだ。
合わせ鏡の、四番目に写っているのは、自分じゃない・・・・