怖い話・短編 心霊写真

怖い話・短編 心霊写真

小学生の男の子4人が、海へ遊びに行った。

4人は仲の良い友達。

最初のうちこそ海水浴場で遊んでいた4人。

でもすぐに飽きてしまい、人の少ない岩場の方へ。

長時間遊び続け、そろそろ帰ろうという話になった。

帰る前にみんなで、記念撮影を撮ることに。

でも、普通に写真を撮っても記念にはなりにくいと考えた4人は水に潜った後に、 「せーの!」の掛け声で水面から飛び出たところを写真撮影することにした。みんなで横一列に並び、一度水の中に潜る。

「せーの!」

で、カシャ。

でも、一人だけ顔を出さない。

ほかの仲間たちが声をかける。

「何してんだよ?」

冗談だと思っていた。

でも、いくら経過しても顔を出さない。

みんな、だんだん怖くなってきて、友達のことを探した。

見つからなかった。

その後、海難救助隊の捜索にまで発展した。

結局、その男子は少し離れた沖合いで水死体となって発見されたのだった。

それから、しばらく時間が経過し、例の記念写真のことを思い出した。

そういえば、あれがあいつの最後の写真だった。

残された家族はその写真の話を聞いて、警察に預けてあった写真を「返してほしい」と申し出る。

だけど、警察は首を縦に振ってくれない。

息子の写真だ。

返してくれ。

さんざん、お願いをすると警察もしぶしぶ写真を返してくれた。

だが、その写真に写っていたものは・・・・

その水死体になってしまった男の子の頭を、見たこともないおばあさんが上から押さえつけている姿が写っていたのだった。