意味がわかると怖い話 解説付き 一家殺害事件と覆面の男

意味がわかると怖い話 解説付き 一家殺害事件と覆面の男

私が、お風呂場でシャワーを浴びているとき。

リビングの方から、1つの悲鳴が聞こえてきた。

私は、ろくに体を拭かないままお風呂から出ると、素っ裸のままでリビングに向かった。

すると、リビングには・・・・

覆面を被った男が立っていて、そばの床には身体から血を流した父と母と妹の遺体が転がっていた。

覆面を被った男は、私を見た途端、すぐに窓から逃げ出した。

私は、顔面蒼白のまま、その場に崩れ落ちた。

解説は下へ。

解説

この「意味こわ」は、解説を読む前に、ぜひもう一度自分で考えてみると面白いかもしれない。
まず、不可解なのは悲鳴が1つだった点。
リビングには、父と母と妹の3人がいたのだから、悲鳴が1つなのはおかしくないだろうか?
また、「私」は悲鳴が聞こえてから、急いでリビングに向かっている。
その短い時間に、1人で3人も殺すのは不可能と言っていい。
つまり、父と母と妹は、もともと死んでいたと考えるのが妥当だ。
話を組み立てると、次のようになると考えられる。
「私」が家族である「父と母と妹」を殺した。
返り血を洗い流すために、風呂場でシャワーを浴びていると、リビングから悲鳴が聞こえてきた。
「私」は焦る。
やばい、殺人現場を誰かに見られてしまった、と。
リビングに行ってみると、覆面をした男が立っていた。
おそらくこの男は、泥棒か強盗だろう。
覆面男は、あまりの悲惨な事件に遭遇してしまい、恐怖を感じ窓から逃げ出した。
「私」は、すべてを見られたショックから呆然自失になり、その場に崩れ落ちた。
こう考えてみると、すべての辻褄が合うように、個人的には考える。