意味がわかると怖い話 駅のホームで睡魔に襲われた
最近、残業が続いていて寝不足だった。
ある日のこと、気が付いてみると駅のホームで、知らないうちに寝転がってしまっていた。
周りの人たちは、迷惑そうに俺を見下ろしている。
中には、悲鳴に近い文句を言ってくる人もいた。
その状況でも俺は、猛烈な睡魔で起きることができずに眠ってしまった。
中でも一番失礼な態度をとっていたのは、駅員だった。
面倒そうに声を荒げると集まっていた野次馬を追い払い、次に俺の顔を叩くとこう言った。
「おい!生きてるか?何か声出せ。名前は?」
その態度に腹が立った俺は、目を瞑り寝たふりをして、無視した。
すると、この駅員は俺の髪の毛を掴むと無理矢理引ぱった。
俺はすぐに、
「痛えな!髪の毛、引っ張るなよ!」
言ったのだが。
駅員は、俺の言葉を無視して、俺の頭をバケツのようなものに突っ込んだ。
バケツの中には、なにか硬いものが入っていたらしく、目の上がちょっと切れちまった。
さすがに、そんなことされたらキレる。
文句を言う前に、何で目の上を切ったのか見てみると、それはいつもしていた俺の腕時計だった。
解説は下へ。
解説
おそらく、この「俺」は、日頃の疲労と眠気から駅のホームから落ちてしまい、電車に轢かれてしまったのではなかろうか。
バケツに入れられたということは、少なくとも頭部と腕は切断されてしまっているのだろう。
人の首は、切断されても少しの時間は意識があるというが・・・・
人身事故には気を付けたいものだ・・・・