意味がわかると怖い話 最後の誕生日
7年前に、婆ちゃんが亡くなった。
婆ちゃんが亡くなってから、最初に迎えた俺の誕生日のときのことだ。
PCをしてりると、後ろになにかしらの気配を感じた。
振り返ってみると何もない。
でも、見えない何かがいるのを感じる。
すぐに、それが婆ちゃんだとわかった。
なにをするわけでもない。
ずっとその場にいてくれた。
今でもあれは、最後の誕生日のお祝いに来てくれたんだと思ってる。
解説は下へ。
解説
「最後の誕生日」?
これを文字通に考えると、7年前の誕生日後に「俺」は死んでしまったということになる。
でも、「最後に誕生日」だと書こうとしての打ち間違いだとすると、特に深い意味はなく、死んだお婆ちゃんとの再会(?)話ということになる。