意味がわかると怖い話 新聞配達のバイト
俺は、新聞配達のバイトしている。
バイトで毎日通る道に、古びたマンションがあるんだよ。
ある雨の日のこと。
そのマンションの窓から、ふと視線を感じた。
目をやってみると、黒髪で色白の目がクリっとした女の子が、窓から眺めていた。
「ああ。きっと、今日は雨だから、外で遊べなくて暇なんだろうな。」
そう思った俺は、女の子にニコっと笑いかけて、その日のバイトは終わった。
でも、不思議なことに、次の日もその次の日も、晴れてる日も、その女の子が窓から外を眺めていた。
俺はなんとなく、体が弱い女の子なのかなと思ったが、1つ変なことに気が付いた。
その女の子は、俺が手をふってもビクともしないんだ。
解説は下へ。
解説
その女の子は人形だったのではないだろうか。
古びたマンションの窓から、人形の女の子が外を見ている姿を想像すると、不気味である。