意味がわかると怖い話 彼女のワンピース
「ワンピース欲しいな…」
同棲中の彼女が独り言のように言った。
「買ってやるよ。」
彼女の独り言に俺は返事をした。
「え?嘘?誕生日でもないのに、なんで?」
「それくらい買ってやるよ。楽しみに待っとけ。」
「嬉しいー!」
次の日。俺は、会社帰りに本屋でワンピースの最新刊を買って家に帰った。
彼女はきっと大喜びするだろう。
家に帰り、ワンピースを彼女に手渡した。
彼女は不思議そうな顔をして、言った。
「え?なにこれ?」
俺はその時に気が付いた。
しまった。彼女が読みたかったのは、最新刊ではなく1巻からだ。
解説は下へ。
解説
彼女が欲しかったのは、漫画「ワンピース」ではなく、洋服の「ワンピース」である。
この彼氏は根本的にズレている。
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