意味がわかると怖い話 信号無視の車
俺が妹と買い物に出かけていた時だった。
突然、信号を無視した車に妹がはねられた。
慌てて駆け寄ったが、その時すでに妹は息をしていなかった。
必死で人工呼吸をしていると、誰かが呼んでくれたのか救急車がきてくれた。
救急車に乗り込んだと同時に、彼女から携帯に電話があった。
「妹さん、大丈夫なの?」
「息してない。かなり危険かもしれない…」
「大丈夫、あたしが付いているからね。しっかりしてよね。」
「ありがとう…」
こういうつらいときにこそ、彼女の有難みがわかるもんだ。
俺は妹が息を吹き返すことをただただ祈った。
解説は下へ。
解説
彼女はなぜ事故のことを知っているのか?という話。
考えられるのは2通りか。
1つ、ひき逃げの犯人は、彼女。
この場合、彼女の目的が分からない上に、良い人を演じている分、怖すぎる。
2つ、彼女は事故を近くで見ていた。
この場合、救急車を呼んでくれたのは彼女かもしれない。
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